朝の「手のこわばり」原因と解消法 更年期に起きやすい「ばね指」とは?! 

2021.7.9更新🖊

 

こんにちは、リューです。
前回は、私が近ごろ気になっている「手指のこわばり」について、高校時代の友達も同じ様に悩まされていたというお話を書いてみました。
やはり50代半ばともなると同級生もみんなきっちり色んな更年期症状が出て来るものなんですよね。
今回は、ある日突然症状が現れるこの「手指のこわばり(ばね指)」の原因や対策そしてご参考までにリューの実感なども書いてみたいと思います。

 

 

手指のこわばり(ばね指)は
「更年期」によくある症状

 

「更年期」の女性の身体はホルモンバランスが乱れることによって、さまざまな症状が現れますよね。
ホットフラッシュや身体のだるさ、イライラ、気分の落ち込みなどが代表的でよく耳にしますが、
朝起きると手がこわばって動かしづらくなったり、同様に足や身体の関節にこわばりが出るという症状も、
この年代に比較的多くみられる症状の一つ
のようです。

 

この手指のこわばりは、主に日常生活の中で手指に同じ動き(パソコンのキーボード作業や、長時間のスマホ操作、縫物など)が
繰り返されることによって起こりやすい腱鞘炎です。
日頃から負荷のかかる指の動きを反復的に行っている方に起こりやすく、炎症が進行すると、指を曲げた後に伸びなくなったり、
指を伸ばす時に痛みとともにバネの様な引っかかり感がある
ので「ばね指」と呼ばれているそうです。

 

 

こわばりの主な原因は
急激なエストロゲンの減少( ;∀;)

 

 

このような症状は、更年期の女性に起こることが多く、原因は明らかになってはいないようですが、女性ホルモンの急激な変動
(これまで卵巣で作られていた女性ホルモンが閉経に伴って急激に減少し、十分に分泌されなくなること)が原因ではないかと
考えられています。
また女性ホルモンは脂肪組織からも作られるので、比較的脂肪の少ないタイプの女性の方が、こわばりの症状が出やすい傾向があるのだそうです。

 

 

女性ホルモンを補うサプリメントや
血流改善の運動で対策を

 

手のこわばり以外にも、ほてりや発汗、強い疲労感などさまざまな更年期による症状が出ている場合には、
女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法」によって症状が軽減したり解消することもあるようですが、
副作用のリスクもあるため、「手足のこわばり」だけでこの療法を受けるケースは少ないのだとか。

女性ホルモンを補充するサプリメントを摂取したり、炎症を和らげる外用薬として経皮鎮痛消炎剤を使用したり、
また、血流をよくするための手指の運動(特に手指のグーパーの動きなど)を取り入れることで、時期が来れば自然に治っていく症状のようです。

 

 

もしかすると「関節リウマチ」の疑いも。
まずは病院で血液検査を。

 

 

「手のこわばり」が現れた場合、更年期の症状であれば以上のような対策が一般的なようですが、慢性関節リウマチを含めた膠原病の場合にも「手のこわばり」の症状が認められることがあるため、まずは病院で血液検査を受けてみる事をおすすめします。
また、エストロゲンの分泌が少なくなることで骨密度が減少し、骨がもろくなっている場合もあるので、骨密度の検査も同時に受けられると良いかも知れません。

 

更年期を実感して
遠い昔のあの頃を思う。。

 

 

私、リューも、最初にこの症状が左手に現れた時には、あまりの違和感に心配になって、すぐ近所の整形外科にかかりました。

診察で先生に「これは膠原病の疑いもあるので血液検査をしましょう」と告げられた時は、本人的には
「え・・まさか・・」と、にわかに胸がざわついたりもしたものですが、検査の結果は一切異常なし。

その後、骨密度の計測もしましたが、日ごろ運動習慣ゼロの本人も驚く平均値を示して、
リューの場合は完全なる更年期の症状だったようです。

そうなってくると、先生も当然、
「ま、そんな気にしないで、続くようならまた来てね^^」と、軽いほほ笑みで診察は終了。
割と皆さん、そんな場合も多いようです。(笑)
(一応、経皮鎮痛消炎剤ボルタレンゲル処方して頂きました。)

 

そんなわけで、その後もこわばりはすっきりしないながらも「まぁ五十肩みたいなものかな。」とゆったり受け止めて、
大豆イソフラボンのサプリなど飲みつつ、時折グーパー運動を続け、こわばりながら日常を過ごしています。
結構痛くて、ギシギシ、今もしています。(ボルタゲンゲルは忘れがち・・・)

 

・・・さて、利き手は右手の私ですが、こうなってみると日ごろから左手には結構負荷がかかっているのだなという事にも気づきます。
私の場合、スマホを打つのは右手ですが、本体の重みを支えるのは常に左手。フライパンを持つのも、
重い本を支えながら広げて持つのも左手。コーヒーカップを持つのも左手が多いのです。

 

一定の角度に手指を曲げるのがスムーズにいかないので、不意の痛みでカフェオレを思いっきりこぼしたり、
食卓にお味噌汁をぶちまけてしまったこともあったので、その度に本人もびっくりしますが、そういう年頃ということで、
周囲には許してもらっています。(笑)

 

そういえば、昔々、祖母の家に遊びに行ったとき、
「お祖母ちゃんは今手が痛くてぞうきんが絞れないから代わりにやってちょうだい。」と言われたことがあったなぁ・・とか、
思い返せば、若い頃、街のおばさまが妙に手首にサポーターしていたりするのを不思議な気持ちで眺めていたけど、
今思うとこういう理由があったのかも知れないなぁ~と、
世の中の謎が、実感を伴って少しづつ解かれていくような気がする、今日この頃の私です。。

 

まとめ

 

更年期になると「手や足など身体のこわばり」を症状として訴える女性は多いようです。運動やサプリメントを取り入れることで、
自然におさまることが多いようですが、「関節リウマチ」や「骨密度の低下」の可能性もあるので、まずは病院で検査を行いましょう。
痛みも伴ったり気になる症状ですが、更年期が原因だと知れば、いたずらに不安になることもなく、気楽に受け止めることもできるような気がします。
同年代の方の参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

 

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