レイキヒーラーの ‘五戒’ 「今日だけは、怒るな、心配するな、感謝して、業に励め、人に親切に。」
2021.4.28更新✐
レイキには「五戒」という教えがあるのをご存じでしょうか。
私がレイキに関心を抱いて、ネットや書籍などで情報を集めていた頃、
この「五戒」の存在を知り、その内容は一体どんなものなのか とても興味をそそられました。
レイキを学んでいきたいけれど、「禁酒」なんて書かれていたら困ってしまうなぁ・・・と、
ちょっとドキドキしたものでしたが(;・∀・) その内容を知った今では、
「五戒」とはレイキを扱う人のみならず、人生を明るく溌溂と生きていく上でも、
とても大切な心の指針になる教えであると感じています。
今回はこのレイキの五戒について、解説してみます。
波動を高める
臼井式レイキの「五戒」とは
レイキは宇宙の生命エネルギーですから、それを受け取るヒーラーも、エゴを少なくし、
愛と感謝に満たされた波動の高い存在であることを求められます。
ヒーラー自身が浄化され、精神の成長と肉体的な健康、魂の成長があればあるほど、
愛と感謝に満ち溢れた存在として、宇宙のレイキエネルギーとも共鳴しやすい状態になります。
そのため、
「臼井式靈氣療法」肇始者である臼井甕男(みかお)さんは、靈氣療法を施す人の指針として、
五戒(ごかい)を作りました。
怒り、不安、病気、妬みなど、宇宙の愛のエネルギーと不調和なものに波長を合わせず、宇宙を信じて任せる
高い波動を放つことができるようになる在り方です。
ヒーリングの効果を高め
レイキの世界観を表現する「五戒」
レイキで「五戒」と呼ばれるのは、次のようなものです。(原文)
招福の秘法
萬病(まんびょう)の靈薬(れいやく)
今日丈(だ)けは 怒(いか)るな
心配す[る]な 感謝して
業(ぎょう)をはけ(励)め 人に親切に朝夕合掌して心に念じ
口に唱へ(え)よ心身改善臼井靈氣療法
肇祖(ちょうそ) 臼井甕男(うすいみかお)
万病を癒すレイキ
「五戒」の内容とは
今日丈けは
今日という一日、また「今ここ」の大切さに焦点を当てて、五戒の全てにかかってくる言葉です。
現在、過去、未来という時間の中で、実際に存在しているのは「現在」だけです。にもかかわらず、
人間はつい「過去」の出来事に囚われてあれこれと後悔したり、まだ起きてもいない「未来」を
憂いたりすることに、かけがえのない「今」という時を浪費してしまいがちです。
人生とは、ほんとうに「今」の連続であり、一日一日、一瞬一瞬をどんな意識で生きるかの積み重ねが、
人間の一生を創っているのです。「今」という時に目を向けて、この一瞬一瞬を大切に生きるという教えが、
「今日だけは」という言葉で表現されているのだと思います。
①怒るな
「怒りを抱くということは、誰かにそれを投げつけるつもりで熱い石炭を持っているのと同じことです。やけどをするのはあなたです」
「ザ・パワー」(ゴータマ・仏陀のことば)より
心が恨みや憎しみ、妬み、嫉みといったネガティブな感情でいっぱいになり、溢れ出したエネルギーが
「怒り」となって現れる時、他人を傷つけたり、怒りの感情によって、自分自身の健康も損なわれることになります。
「怒り」を前向きなエネルギーに切り替えると、自分の発奮材料や行動の原動力になることもありますが、
ネガティブな心を持ち続けるのは、自分自身もとても疲弊するものです。他人への批判やジャッジする心を
手放して、感情、精神の調和を計ることは大切です。
②心配す(る)な
「心配」するのは良くないと思いつつ、ついつい無意識にしてしまいがちではありませんか?
家族の健康や、安全で過ごしているかについても気になりますし、あなた自身の将来、行く末がどうなっていくのか・・と、
ふと気が付くと不安なことに意識が向いてしまうこともありますよね。
でも、心配は愛とは似て非なるものです。
「人事を尽くして天命を待つ」と言いますが、自分の最善をつくした後には、あれこれ心配せずにあとは宇宙を信頼して、
安心のエネルギーで過ごしたいものです。
私リュー自身も、以前は心配と不安の波動を怒涛の様に出しまくっていた時代があったなぁと自覚していますが、
一旦「心配しない」と決めると、割とすぐ習慣になってくるものですし、そのような思考回路が
日に日に育ってくるような感覚もあります。
「心配しない」と、意識することは大事だと感じています。
③感謝して
人は一人で生きているのではなく、さまざまな存在と共存し、生かされていることに気付けば、自然に感謝の気持ちが生まれます。
利己的な心に囚われ、感謝の心を忘れた時、人は不足・不満でいっぱいの心になり、やがて自分自身を見失っていきます。
大いなる自然の恵みや、人のはたらき、家族や周囲の人たちの存在、また自分自身の身体の各器官の働き一つを取っても、
当たり前ではない、有難いことだと気付いた時、人は感謝の気持ちで満たされ、一瞬にして心は温かくなるはずです。
感謝の心は高い意識から発せられるエネルギーです。感謝の気持ちを持つとき、人は高い波動を放射して、万病をも癒すことができるのです。
④ 業に励め
自分の「業(わざ)」=(あなたが出来る他者へ役に立つことや喜ばれること)は、何かを考え、
その使命に従事しましょう。
また、自分の使命がなにかが分からなくても、目の前にあるやるべき事、「いまここ」のあなたに
出来る行動に使命と歓びを感じ、一生懸命に集中することで、あなた自身が成長し、魂は磨かれます。
そうすると、あなたに必要な人との出会いをどんどん引き寄せ、さらに明るい人生が拓けていきます。
怒りや心配を手放し、感謝の心を持つといった「レイキ的」な心の在り方で、日々の行い全般、
自分のなすべき事柄に励むことで、関わる人たちと喜び合う「善の軌道」に乗ることができるということです。
⑤ 人に親切に
人に親切にしましょう。誰かが困っている時に助けてあげたり、お年寄りに席を譲ってあげたり、
荷物をもってあげたり、ちょっとしたことでも構いません。
例え何もしてあげることがなくても、接する人に笑顔を向けたり、感謝したり、人を勇気づけたり、
温かい言葉をかけるだけで、人の心はふわっと温かくなり、癒されます。
人に親切にすることは、人を愛することです。
愛されることを望む人はまず自分から愛を与えましょう。
見返りを求めず、人に愛を与えれば与えるほど、巡り巡って自分に戻ってきます。
人に親切にすることは、あなた自身へ愛と平和がもたらされることにつながります。
今日だけは
①怒るな
②心配するな
③感謝して
④業を励め
⑤人に親切に
毎朝晩、合掌をして、以上の五戒を心の中で念じたり、声に出して唱えたりしましょう。
霊気を施術する前にも心の中で、五戒を唱えてからスタートすることを推奨されています。
まとめ
レイキの「五戒」とは、自分の価値観だけが正しいと勘違いして人を非難せず(怒らない)、
未来を憂えず(心配しない)、自分に与えられている沢山の愛に感謝しながら、自分の使命に力を注ぎ、
常に人に親切にする心を持つこと。その在り方によって、宇宙の愛のエネルギーとの調和がもたらされるという教えです。
このような心の在り方を一人一人が実践出来たら、世の中は明るく平和で愛にあふれた世界になると思います。
あなたが毎日を幸せな気持ちで過ごすために、参考にしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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