アトピーをやめる確実な方法ー「寝ながら掻いてしまう問題」原因と解決法

 

アトピー性皮膚炎の「掻きグセ」を直す具体的な方法について、メンタル面のケアと、掻きたい時にすぐに取り入れられる「掻かないアクション」について、お伝えしてきました。
今日は番外編として、「寝ている間に無意識に掻いてしまう!」という問題について、書いてみたいと思います。

 

やめたいのにやめられない!
「寝ている間に掻いてしまう問題」について。

 

「掻かない実践」を取り入れて、日中覚醒している時にはかなり肌を触る回数が減って来ているけれども、
「寝ている間にどうしても掻いてしまう。」という悩みが出てくる場合もあるかと思います。

 

実は私も、この「寝ている間に掻いてしまう問題」についてはかなり昔から苦労をしていました。

 

思い返せば・・とても状態が良くなかった時期には、手足に毎晩お薬を塗ってはガーゼをあてがい包帯を巻き、その上掻かない様に綿の手袋をして・・・と、重装備でベッドに入っていた頃もあったものです。

(しかし、たいていの場合は、包帯も手袋も目覚めるとすべてすっ飛ばしてベッド周りのあちこちに散らばっておりました。。(-。-;))

 

今回お伝えした「掻きグセをやめる」方法で掻かない実践をするようになってから、起きている時には確実に肌を触る回数は激減してかなり良い状態になって来てからも、

 

寝入りばななど身体が温まってくるとどうしても手指など掻いたりこすったりしてしまう日があったので、皮膚科の先生にその点を訴えたことがありました。

 

先生曰く、「寝ながら掻いていると言うけど、掻いている時は起きているのよ。」というようなお答え。

 

私はその時、
いやいや、起きていると言っても、半分寝ていて、無意識に掻いてる訳だし・・・と、もう一つ先生のおっしゃることに納得できない部分があったのですが、

 

先生がおっしゃるには、やはり、
「とにかく、起きている時にちゃんと(掻くのを)やめることよ。」というお話。

 

んーそういうもんかなぁ・・・と、その時はもう一つ腑に落ちない私でしたが、あとで良く考えると、だんだん理解できるようになってきました。

 

確かに、覚醒している時に完全に「掻かないこと」が身についていれば、寝ている時に痒くなっても、掻かないし、
それ以前に、(普段掻いていないなら)寝ている時に痒くもならない。 という事に気付いたんです。

 

寝ている時の行動は、
起きている時間の“意識”にかかっている!

 

確かに先生に質問をした時点の私は、起きている時に肌を触ってしまうことが激減したとはいえ、完全にゼロではなかったですし、

 

意識としてももう一段階、「掻かない」「触らない」が徹底できていなかった部分もありました。

 

・・・というのも、

 

人目に触れる部分は我慢できるのに、

ちょっと目立たない脇腹だけは掻いちゃう。
とか、

夏服じゃなくなると、二の腕をつい掻いちゃう。
とか、

結構部分を選んで掻いていたりもしたんですよね。。(;・∀・)

 

つまり、「掻くこと」自体は、まだ自分に許しているんです。
だから、半分寝ていて半分起きてる状態の時には、掻いてしまう。

 

「掻かない」という事が、潜在意識に落ちていないし、
第一、昼間時々掻いているから、寝ている時に痒くなるわけで

 

つまり、「寝ている時に掻いてしまう」のは、
「起きている時に掻いている」からなのです!!

 

 

起きている時に、
掻いてしまった回数を記録する。

 

 

これを自覚して改善するためには、感情を書き出す日記の片隅でも構いませんので、今日一日何回掻いていたか、というのを、ノートに記録してみることが有効です。

 

少し前に、レコーディングダイエットというのが流行りましたよね。

人間は、自分の行動をきちんと認識することで、
「これじゃいけない。」と、納得して、行動を変えることができるようになるものなのです。

 

まとめ

 

夜中に掻いてしまう悩みは、昼間掻いてしまっていることの現れだと心得て、昼間の掻きグセを確実に減らしていくこと。
・一日に何回、肌に触っているかをノートに書き出して、現状をしっかりと認識してみる。

以上のようなことを実践することで、寝ている時に掻いてしまう悩みは徐々に解消していけると思います。

参考にしてみてくださいね。

 

あなたがアトピーを克服して、
楽しく快適な人生を謳歌できますように
心から応援しています!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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